
一人暮らしの食事はコスパよく 栄養を摂りたいですね。
義務感なく自分だけのためだけに栄養バランスいいように何品もつくるのって無理。
若い人の一人暮らしの食事は、今後のことも考えて節約しても体によいメニューにしたい。
コスパのよいご飯やおかず作りには基本さえおさえて置けば簡単です。
野菜の摂り方も知識がないと一人暮らしでは不足がちになります。
コスパの良い食べ物とは、あなたの体質に合う食材を選び正しく料理することが基本。
カフェやレストランのようなおしゃれな料理をつくることではありません。
体によくておいしい食べ物でなければね?
このページでは、コスパのよい食べ物や栄養バランスの摂りやすいメニューもお伝えします。
コスパ料理は、意外に簡単でシンプルですよ。
一人暮らしの食事はコスパよく栄養バランスよく
若い人の一人暮らしの食事は、コスパよく栄養バランスのとれたものにしたいですね。
仕事から帰ったらお腹が空いているから時短で料理はしたいし。
しかし、これからのことを考えると、健康にもよく価格もコスパよくないとね。
シニアの一人暮らしは時間はあるけれど、何品もつくるのはめんどくさい年代になるから手早く作りたい。
けれども健康管理はしたいし最後まで元気でいたいから何を食べるか?は生きる指針のひとつ。
結局、一人暮らしは、若くても高齢でも何をどう手早く料理できるかは大事。
コスパいい食べ物との栄養バランスの整え方
栄養バランスよくコスパ最強のご飯は玄米か3分搗き米です。
パンは論外、白米よりも、玄米や3分搗きが健康コスパがいい。
3分搗きや玄米は、水だけで炊きエネルギーだけでなく、他の栄養素も多く含み完全栄養食品に近い。
白米、さらに無洗米にするのを見ると、何が悲しくてわざわざ劣化させて食べるの?と不思議。
白米や5分搗き~8分搗きなどは、はだか麦、黒米、キビなどを加え雑穀米にするとコスパよくなる。
主食はエネルギー源だけなら白米でもいいのですが、他の栄養素も摂れた方がコスパいい。
繊維質も多く含む方が血糖値がゆっくり上がりゆっくり下がる、これが健康になる食材の基本。
コスパのいい野菜で一人暮らしに常備したいのは、玉ねぎ、じゃがいも、にんじんが日持ちもして重宝。
その季節なら大根、白菜、キャベツも多少日持ちする野菜。
青物は毎日食べたいけれど葉物は日持ちしないので常に買い足したい野菜。
青物でも、きゅうり、いんげん、ピーマン、オクラなどは多少日持ちする。
加工品なら、納豆、豆腐、揚げ。
乾物なら、わかめ、ヒジキ、切り干し大根、糸こんにゃく、を常備したいですね。
糸こんにゃく(しらたき)は、すぐに煮えるので時短料理ができます。
コスパ料理を作るには基本メニューを本物で
コスパのいいおかずの代表は、豚汁、具沢山味噌汁、水炊きなどがありますね。
豚汁は一人暮らしの食事にコスパのよいバランスもいい栄養がとれるメニュー。
具沢山味噌汁も同様に栄養バランスもコスパもいい料理になります。
卵を落としたり、キノコを入れたりすることでさらにバランスがいいです。
みそ仕立てにすれば発酵食品であることも素晴らしい一品。
醬油も発酵食品ですが使う量が少しなので、味噌仕立ての方が効果は大きいです。
料理方法は、小麦、乳製品、砂糖、植物油を使っていないこともポイント。
理由は、先祖から食べ続けられた和食が日本人の体質に合うから。
(医師・吉野敏明氏のユーチューブでご確認ください。)
お魚、豆腐、野菜がたくさん食べられる水炊きなどの鍋物も優れたメニューです。
豚汁も水炊きも鍋一つでできるので後片付けもかんたんで体にもいい。
一人暮らしの基本メニューにしたいですね。
和洋中華と変化に富むメニューが大事ではなく、毎回煮物や鍋物でもよく、変化は具材や味付けでつければいいのです。
またはメインだけを、豆腐、お魚、根菜の煮物などと変化をつけてもいいし。
味噌汁や糠漬けは定番にしていいのです。
たまに、お寿司や巻きずしなどにしても特別感があります。
変化がなければ食べたくないと感じるなら、どこかが不健康です。
健康で仕事や勉強をする暮らしではお腹が空けば美味しいのです。
コスパいい健康的な食材は完全食や食野菜ジュース缶では無理!
食材の形態によって体に吸収のされ方も生命力も違うので、机上の栄養素で比較しても無意味。
生きている食べ物か?死んでいる食べ物か?です。
バクっと表現していますが、お魚、米、野菜は生きていると考え、栄養素を数値で考えカロリーメイトにしたものは、死んだ食べ物と見る考え方です。
原料そのものを料理した、ご飯、味噌汁、焼き魚、糠漬けの献立と、
そこに含まれる栄養素を化学的に分析しバランスを整え必要なカロリーにしたクッキーが健康効果が同じなわけないですよね?
完全食・野菜ジュース缶はコスパよい食べ物ではない!
近年は加工食品一つで、完全食、必要な栄養素が含まれた野菜ジュース缶などが出回っています。
机上の理論で栄養バランスを整えても体ではよい働きはできません。
とりあえずエネルギー源として空腹は満たしますが徐々に体は病気になります。
生命力のある生きた食材を口から食べてこそ正しく体に吸収され健康的に生命維持できるのです。
例えば、玄米の米粒と小麦粉で作ったインスタント麺はどちらも穀物ですが、どちらが生命力強いですか?
玄米は発芽させることも可能ですが、インスタントのラーメンの塊は生命力は劣化しています。
旨味と理論的な栄養素だけで食べ物を選んでは間違います。
インスタント麺は、プラスチックよりは有機物なので元々は生命は持っていた程度です。
だから、完全食なるインスタント食品や、ジュース一本で野菜の栄養素をバランスよく摂取などあり得ないです。
人は他者の生命をいただくしか健康的に生きられないのが基本。
加えて、先祖から受け継いだ体質に、合わない食べものは選んではいけません。
コスパいい食育まとめ
穀物、果物、野菜のすべてを自給自足する環境で育った、わたしの10代までの生活。
実際に山を自然を畑を見て、手伝い、0歳から暮らした18年はとても多くの学びがありました。
人は自然の一部でこの視点があれば、迷ったら”それは自然か?”と物差しにすることで大きく間違わないのです。
19歳で都会に出てからは消費者として、農薬や化学肥料の害を知り、有機栽培に出合いました。
30代になって、自然農法を知り有機栽培のデメリットも知りました。
現在は消費者として、通常栽培、有機栽培、自然農法の穀物~果物~野菜までを利用する生活。
できれば、すべて自然農法の作物で暮らしたいのですが、地方都市に暮らすごく一般庶民のわたしには、経済的にも環境的にも無理なので出来る範囲でという暮らし方です。
そこから見えてきたことと、長期にわたって暮らしつつ学んで体験してこれだ!と納得した今の生活。
だから自信を持って言えるのです。
この今の知識を若い時に知ったら人生変わったと思います。
わたしよりも若いすべての人に伝えたい、と思い書いています。
あなたに腑に落ちたら…そして健康に生きる手助けになれたらうれしいです。