ユーチューブで、日本の病を治す!吉野敏明チャンネルを見て目からウロコでした。
小麦、乳製品、砂糖、植物油は4毒といい、これらを摂らないと健康になる…まずはここ。
これができたら、5悪を摂らない、5悪とは、添加物、農薬、化学肥料、除草剤、遺伝子組み換え。
しかしたいていの人が5悪をやめることを先に意識し、4毒は摂っているのだそう。
納得、わたしも若いころから5悪はできるかぎりカットしていました。
つまり枝(5悪カット)はがんばっていたけれど幹(4毒)は気づいていませんでした。
(吉野先生に若い時に出合っていたら人生変わったと思います。)
4毒カットを基本にした食生活にすると、主食のご飯と味噌汁は基本になるんですね。
日本の伝統食は、主食(ごはん)とおかず(副菜)です。
ご飯は減らしおかずを多く摂るるべき、というのは戦後洋風化した間違った考え方です。
欧米の考えは、欧米の人の体質や食べてきた環境からできたもの。
それをいきなり違う体質と和食を食べてきた民族に、洋食を当てはめたり、
洋食を食べてきた伝統と体質とその結果においてできた栄養学はその人たちのもの。
テレビや雑誌で学ぶ栄養学が間違いだらけなのに、おばあちゃんの言うことは間違っていないのです。
おばあちゃんは栄養素を化学的に説明できなくても、習慣や体験から得た事実を言ってるから。
だから、わたしたちの体質に合っているんですね。
人も自然の一部なので環境に合わせてこそ元気でいられるのだから。
そこで、和食を見直し、小麦、乳製品、植物油をカットしたら、今まで食べていた、パスタ、ラーメン、焼きそば、コロッケ、チーズなどが食べられなくなりメニューが減ったのです。
だからこそ、ご飯や味噌汁は質が良くおいしいものにこだわりたいですよね。
出汁やお味噌にこだわり変化を持たせてシンプルでも、食べることは健康維持と同時に楽しみですからね。
4毒やめた結果は?健康、理想体重、節約!
4毒やめたら5悪をやめる、9割の人に当てはまる、から。
しかも効果が速いのです!
60代の身内は、どんどんやせて4kg減で49kg~45kgになり理想体重になりました。
もうひとりは60代で糖尿病で3か月に一度病院に行っているのですが、数値が良くなったと医師に言われたそうです。
わたしは、6年ほど前から小麦と乳製品カットで肌荒れや鼻炎がよくなり、アレルギー症状がかなり改善でき、
今は植物油と砂糖をカットに向けて4毒カットを実践中です。
ぽっこりぎみだったお腹が少しへこみ体重が2kg減り、身長150cm、体重 45kg。
今まで体にいいと実践してきたことでこんなに効果がすぐに出るのははじめてです。
おまけに、4毒カットは結果的に節約にもつながるんですね。
副菜が煮物、焼き物、鍋物、蒸し物、茹でたもの、になるし、外食費とおやつ代が減るのです。
油を使うサラダ、フライパンで炒める、揚げる、揚げ物を買うことをやめました。
ここで浮いたお金は5悪カットのために食材の値段が上がるのに使えます。
4毒カットは、日本人の9割には必要で残りの1割の人は、そのままで健康もあり得るけれど、
しかし、この1割の人も4毒と5悪をカットすればさらに良いはずだし、マイナスになることはない、ココがミソ。
何々を摂って健康になる方法はない、一人一人母親から受け継いだ遺伝子から違うから、なんだそうです。
なので例外的に、4毒を摂っていても長寿で健康的な人もあり得るのです。
だから、コーヒーが体にいいとか、ワインがいいとか、テレビで見て信じるのは無意味。
それらは大事ではない数ある末端の枝葉のひとつで、しかも間違っていることは多い。
それよりも大きな幹の基本である、4毒を断つことからはじめるべきだと吉野先生は言われる。
わたしは調味料に関しては、若い時から本物志向でこだわりがあり実践して知識も経験もあります。
なので、このページでは4毒カットにむけて重要になる味噌と味噌汁に関してお伝えしますね。
おいしくて体にいい味噌汁の作り方
味噌汁を作る際には、火を止めてから味噌こしに入れた味噌を溶かします。
これが味噌の風味と健康効果を最大限に引き出すポイントです。
本当にいい味噌は、生味噌で発酵はとめていないからほんとの発酵食品です。
味噌を火を止めてから加える理由
- 火を止めるタイミング: 具材がしっかりと火が通ったら、火を止めます。⇒味噌の風味と発酵の力を損なわないため。
- 味噌の溶かし方: 火を止めた後、味噌こしに入れた味噌を味噌こし棒で、よく溶かします。これにより、味噌が均一に混ざり、風味が残ったまま、発酵食品としての菌も活きています。
- 再加熱の注意: 味噌を加えた後は、再び軽く加熱しますが、沸騰させないように注意が必要。沸騰させると、味噌の風味が損なわれ発酵菌も死活します 。
豚汁や残った味噌汁を再加熱する場合は気にしなくていいです。
風味が飛んでも豚汁には旨味があるし、温め直した味噌汁は時間経過で風味も栄養も発酵の力も減っているのは仕方ないこと。いつでも理想どうりとはいきません。
例え、味噌の発酵菌は死活しても発酵食品としても効果は全くないわけではないし、その他の栄養素もあります。
土井善晴さんの ”一汁一菜でよいという提案” は、食事をどう考えるか?という大切な基本がわかると同時に気が楽になる本です。
思うほど変化に富んだメニューにする必要はなく、基本のメニューが真っ当なことが大事なんですね。
一汁一菜でよいという提案 [ 土井善晴 ] ⇔リンク先は楽天↑和食の大切さを忘れがちだったことに気づく本です。
枝葉のうま味や見た目の変化が大事なのではなく、基本が大事です。
米を食べるか?小麦を食べるか?が大事。
パスタをおいしく食べるとか、ラーメンに凝るとかはどっちもムダなこと。
小麦は日本人には合わないのでアレルギー症やあらゆる病気の原因を作るだけ。
ただ、小麦の害(グルテン)は今すぐ体に変化がないので気づかないのです。
小麦でアナフィラキシーショックの症状が起こる人は少ないですが、体には不調は蓄積されているのです。
また、体に害があってもその不調が小麦が原因だと気づいていないだけ。
吉野敏明さんのユーチューブはわかりやすく目からウロコですよ。
わたしは、小麦、乳製品、砂糖の害は知っていましたが、植物油に関してはノーマークでした。
サラダ油、てんぷら油、キャノラー油などトランス脂肪酸を含む油は使わないし、いい油しか使っていないから大丈夫と思っていたのです。
しかし、おばあちゃんは揚げ物はたくさん食べたらダメ、と言っていたし、思えば欧米の栄養学を学んでないからこそ正しかったのです。
おばあちゃんの知恵は、和食を食べてきたことの経験から得た学びだから間違っていないのですね。
欧米人がその体質で食べてきた食べ物と結果から生まれた栄養学を、日本人の体質と和食を食べてきた体に欧米人の栄養学を当てはめること自体こっけいなこと。
その結果糖尿病になり、糖質制限の食事で治そうとするのはこっけい過ぎます。
糖尿病は、食べ物と調理法で治せます。+歩くこと。
糖尿病は、自分でしか治せないことを知って欲しいです。
味噌汁を美味しく作るためのポイント
おいしくて体にもいい味噌汁は、味噌と出汁がポイント!
- 沸騰させない: 味噌汁を沸騰させると、味噌のアミノ酸やビタミンが壊れ、風味が落ちてしまいます。これを避けるためには、火を止めてから味噌を加えることが重要
- 音と視覚で判断: 再加熱の際は、音や見た目で沸騰の直前を判断します。「グツグツ」という音が「グツ」と鳴ったら火を止めるのが目安
- 味噌こし棒におはしや金属のスプーンを使うより、小さな木のすりこぎや竹製のスプーンがおすすめ
- よい出汁を使うこと(昆布+鰹節)、酸化していない良いイリコなど
みそこしに便利な万能こし器は、木製の棒のセットが使いやすいです。
私は、羅臼こんぶの訳あり+本枯れぶしの鰹節削り節が基本。
安く上げたい時は上質な無添加のイリコを頭とワタをとって使います。
イリコも安くないですがたくさん要らないので結果的に(昆布+鰹節削り節)より安くつきます。
昆布も鰹節も上質でないとおいしくないし、よいものは高いです。
私はおかずをたくさん作らないのでお米と味噌汁にはこだわってていねいにつくります。
お米は無農薬や自然栽培のお米を買い、玄米もしくは3分搗きで食べます。
味噌の栄養素の分類と健康効果
味噌の栄養素の分類は、
- タンパク質: 味噌は大豆から作られており、良質な植物性タンパク質を含んでいます。特に、必須アミノ酸が全て含まれています2.
- ビタミン: ビタミンB群(特にB2、B6)やビタミンEが含まれ、エネルギー代謝や抗酸化作用に寄与します3.
- ミネラル: カルシウム、マグネシウム、カリウムなどのミネラルが豊富で、骨の健康や血圧の調整に役立ちます
- 食物繊維: 水溶性食物繊維が含まれ、腸内環境を整える効果があります。
味噌の健康効果は、
- 発酵食品としての利点: 味噌は発酵食品であり、腸内環境を整える効果があります。プロバイオティクスが豊富で、消化を助ける役割を果たします。
- 栄養素の豊富さ: 味噌には、大豆のタンパク質、ビタミンB群やミネラル(特にマグネシウムや亜鉛)が含まれており、健康維持に寄与します。
- 伝統食として日本人に体質に合うこと。
味噌の原料と種類
味噌の栄養素は、主にタンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維などに分類されます
味噌は主に以下の3種類
- 米味噌: 米を主成分とし、大豆や米麹が原料です。
- 麦味噌: 大麦を主成分とし、大豆と麦麹が原料で、甘みと香ばしい風味があります。
- 豆味噌: 大豆を主成分とし、濃厚な味わいが特徴です。
味噌は栄養素が豊富で、健康に良い食品です。
タンパク質、ビタミン、ミネラル、食物繊維が含まれ、腸内環境の改善や免疫力の向上になります。
グルテンフリーに関しては、小麦が味噌になっている場合問題ないです。
本物の味噌の定義
本物の味噌は最高でなくても許容範囲で選んでも美味しく体ににいいものはありますよ。
しかし、最低限、主原料は国産・天然醸造・無添加・生味噌にはこだわって欲しいです。
主原料の米、麦、大豆は国産であれば通常栽培も可とします。
本物の味噌は【原料、製造過程、生味噌】
本物の味噌とは、
- 原料が国産(自然農法が最高)
- 塩が天日塩(こだわりの国産が最高ですが、イオン膜など使わない再製塩も可)
- 天然醸造
- 無添加
- 生味噌(加熱や酒精で発酵をとめていない)
これが条件ですが、通常栽培の原料で輸入の天日塩で無添加でも、その健康効果は大きいです。
味噌の原料は、米や麦、大豆、塩以外のものが入っていたら無添加ではありません。
出汁入りも避けた方がいいです。
出汁は自分で、昆布と鰹節、イリコなどを選んだ方が安心です。
なお、酒精とあるのは発酵を止める添加物です。
原料が輸入は避けて、通常栽培であるのは許容範囲としています。
原料が無肥料無農薬の自然栽培が最も高価な味噌になります。
味噌の袋に空気穴があるのは発酵を止めてない
本物の味噌は、天然醸造で質の良い原料を使用し、伝統的な製法で作られたものを指します。
特に、発酵過程で酵素が生きていることが重要です。
つまり生味噌です。
発酵は進むのでお店での管理は難しく置いている味噌のほとんどは発酵を止めています。
スーパーでも1種類くらいは、味噌の袋の空気の穴があるのがあります。
これは発酵をとめていないので、酵素が生きています。
ただし、発酵を止めていなくても穴のないのもありますよ。
この味噌を購入し冷蔵庫に保管すると発酵はゆるやかになるので食べきるまでの間に進み過ぎることはありませんが、たまにしか味噌汁を作らないと色も濃くなり味も変化します。
そういう方は冷凍庫保存がおすすめ、味噌は固まらないので普通に使えます。
※私の子供時代は田舎の家では大きなかめに1年分の味噌を手づくりしていたので、食べ始めはベージュ色なのに、だんだん赤みそに近い色に変化していました。
しかし、昔の家の土間は天井がなく風とおしがいいので冷蔵保存でなくても食べられたのだと思います。
本物の味噌は地方のスーパーでは、1~2種類あるかどうかです。
多くは人工的に短期発酵させ、添加物が使われています。
良い味噌の選び方
味噌は種類が多いので書ききれませんがあなたのお住いの近くの店舗で、原料と宣伝の表記も見て選んでください。
原料は、米、麦、大豆、塩以外のものがないことです。
原料名以外は添加物です。酒精も添化物。
価格の差は原材料の質の差で、国産か輸入か、自然栽培、有機栽培、通常栽培(化学肥料、除草剤、農薬使用)などで変わります。
味の差は好みで、米味噌、麦味噌、豆味噌(赤みそ)、合わせ味噌、の他に、銘柄の違いの差もあります。
国産原料を天然醸造で作り無添加で且つ生味噌であることが基本。
さらに良い味噌は、原料の、米、味噌、麹、塩の質が良いこと。
塩は種類が多いので見極めは難しいですが、良い塩を使っている場合は、その商品の説明があります。
ない場合は、一般的な業界用の輸入の天日塩や再製塩が使われていることが多いです。
精製塩は避けたいです、塩とか食塩とかの表記は精製塩の場合もあるし自然塩のこともあります。
味噌の塩分は、100g中(8g~13g程度)なので10gを基準に少なめのか多めかを判断されるとよいでしょう。
おすすめの味噌
良い味噌はフンドーキン味噌、マルマン味噌、ひかり味噌、マルカワ味噌、若宮味噌などたくさんあります。
良い味噌の中から好みを2~3種類程常備して使い分けると飽きません。
マルカワ味噌は理想の味噌で、原料にも製法にもこだわり酵母の発酵も止めていない生きている生味噌です。
粒はないので味噌こし器はいらないですが、味噌こしを使う方がとかしやすいです。
粒がないということは味噌玉をつくって自家製インスタント味噌汁にも向いています。
私は面倒な時は、お椀に味噌を入れ少しのお湯でとき、花かつおやネギを入れ熱いお湯を注ぎインスタント味噌汁にすることもあります。
塩分は100g中10.9gなので中くらいです。
塩も自然な作り方の塩でキパーソルト(韓国の離島の生産)です。
味噌の原料は自然農法で肥料も農薬も使わない作り方なのでお値段も高いです。
※若宮味噌はおいしくて酵母が生きている生味噌です。
原料もすべて国産。米味噌と合わせ味噌(麦みそ入り)の2種類から選べます。
わたしは甘めの麦入りが好きなので合わせ味噌を食べています。
とてもおいしいです。
生味噌なので発酵が進まないように500gくらいタッパに移し残りは冷凍庫です。
塩は再製塩の赤穂の塩。 塩分は2種類とも、8.4~8.6%なので減塩味噌に近いです。
マルカワ味噌と若宮味噌は、どちらも天然醸造の無添加の生味噌ですが価格の差は原材料の差です。
どちらも信州みそ(田舎味噌)タイプですが、やや白みそよりの味。
八丁味噌、赤だしタイプがお好きな方には、玄米でコクのある名刀味噌がおすすめです。
塩分は10%なのでやや塩控えめで再製塩のシママースです。
シママースは再製塩ですが自然な作り方に近い方です。
わたしは、味噌は一種類だけでなく数種常備し味の違いを楽しんでいます。
味噌は好みの違いが大きいのでいろいろ食べてお好きな味噌を見つけてくださいね。
味噌をお取り寄せする場合は、送料もかかるので数個購入がおすすめ。
使用中の一個は冷蔵庫へ、あとは冷凍保存すると発酵が進みません。
家庭の冷蔵庫では味噌は冷凍にならないのです。
ここでは、あっさりシンプルな味噌汁も、具沢山味噌汁も合う信州みそタイプを3銘柄ご紹介しました。
赤だしは、単品の具が合うと思うんですね。
シジミやあさりだけの味噌汁のような。
デパートには多種ありますから原料名と価格を基準に選ぶと失敗しませんよ。
人は他者の命をいただくことで生きている
栄養バランスだけでは健康にはなれません。
なので ”完全食” なるインスタント食品は無意味ですし、野菜ジュース缶一本で補おうというのもNG。
健康を維持するには、原料から料理すること。
体質に合って生命力の強い劣化していない食べ物を摂ることが基本。
玄米をそのままごはんに炊くのと、白米⇒米粉にし、米粉うどんにして食べるのでは違いがありますね。
その場で玄米から米粉にするなら近いですが、スーパーで買うのはその間に時間がかかるほど劣化します。
鮮度も落ちるから同じ原料でも人が元気になる力も差があります。
栄養素は、活動するためのエネルギーと体を作る食物が必要なだけでなく、調子を整える食べ物、老廃物を排出する目的、など幅広いのです。
そして摂るべき食べ物は、生まれた時に受け継いだ体質や住む自然環境によっても違います。
そう考えると2000年以上も食べてきた和食の歴史を、戦後一気に西洋化したの間違い過ぎです。
和食を取り戻す、食べ物は国産が基本であることはとても大事です。
つけ加えて、原料から調理することがもっとも新鮮で添加物も少ないのです。