
夏に米びつからコクゾウムシが出ると“やっぱり暑かったからね”と納得してはダメ。
実は“何も見えない時”も要注意です。
ダニは目には見えません。にもかかわらず、お米にしっかり付着しています。
テレビで顕微鏡で見ると、ぞくぞく隙間からダニが入っていくのを見てびっくり。
番組では、ある人が気管支炎になってその原因が、パスタや粉類のダニだったという体験談でした。
その日から私はお米は冷蔵庫保管していますが、今年の米不足から米保管庫を検討しています。
5kgづつ購入していたのを、30kgづつにし、米びつクーラーで保管するのも備えにもなると…
お米保存「冷暗所」で本当に大丈夫?
お米は涼しいところでも冬でもダニはつきます。
「虫がいないから安心」は大間違い?見えない敵と見える敵
お米に発生する小さな虫は、主にコクゾウムシとノシメマダラメイガです。
コクゾウムシは黒っぽく、象の鼻のような口が特徴で、お米に穴を開けて卵を産み付けます。
ノシメマダラメイガは小さな蛾で、幼虫が米を食べて白い糸を出すことがあります。
どちらも高温多湿を好むため、梅雨から夏にかけて発生しやすくなります。
でも実際は、目に見えないダニもやっかいなんです。
見た目ではわからず、洗っても落ちません。
これが、アレルギーや体調不良の原因になることもあるんです。
自覚症状がなくても気持ち悪いですよね?
見えないダニはどこから?いつの間にか繁殖するメカニズム
ダニは空気中に普通にいる微小な生き物。
常温保存されたお米に、湿気・温度・時間がそろえば、袋の口をしっかり閉めていても侵入&繁殖します。
封を切っていないお米も初めから少しいたのが増殖したり、袋の小さな穴から入って行きます。
しかも、増えても見えないので気づきにくいのが特徴。
夏場は特に大幅に増えると思いますが年中要注意です。
一個づつねじって紙で包んでいるお菓子も同じです。
お米に限らす、パスタも粉類もみんな封を切ったら冷蔵庫保管です。
常温保存に潜むリスクと今できる対策
常温保存の最大のリスクは、ダニの混入に気づけないこと、見えないから。
見えないまま口に入れてしまえば、体に影響を与える可能性があります。
今すぐできる対策としては:
- 使いかけのお米は密閉容器に入れて冷蔵庫
- 封を切っていない米袋入りも冷蔵庫に移して保存
- お米を購入したらすぐにポリ袋や容器に移し冷蔵庫へ
これだけでも、かなりリスクは減らせます。
見えなくてもあぶないのです。
コクゾウムシやノシメマダラメイガの幼虫がいなくても、「ダニ」は目に見えないまま繁殖し、アレルギーや体調不良の原因になることもあります。
昔の日本家屋よりも現代の住まいは、さらに温暖化している現代はダニは増える環境ですからね。
なので、お米は15℃以下で保管が必要なんです。
ポリ袋や容器に入れて冷蔵庫でもいいし、米びつクーラーでもいです。
お米屋さん ライスポケット 2kg用
冷蔵庫にお米を保管するだけの容器で便利なのはこんなタイプも。
玄米で10キロから30キロまとめ買いし、小分けして自宅で精米して使う時も便利です。
別にお米保管庫も必要ですけどね。
ペットボトルは洗いづらいし、入れるのもじょうごが必要ですからね。
米びつクーラーで守れるのは「見える虫」だけじゃない
米を虫&ダニから守る
米びつクーラーは、一定の低温でお米を保存できる家電。
これに入れておけば、ダニや虫の繁殖条件がそもそもそろわないため、予防になります。
夏だけでなく年中ダニは入ります。
米不足に対し習慣として備える
昨今の物価上昇や天候不良による米不足が心配される中、お米を少し多めに備蓄する家庭も増えています。
でも、そのぶん保存環境が悪ければ意味がありません。
冷蔵保存や米びつクーラーを活用することで、長期保存もしやすくなり、備えとしても安心です。
お米だけは国産で自給軸できていたのに、輸出も拡大し輸入の制限を開放しさらに国産の米不足が懸念される時代。
加えて高齢者が米作りから離れてい行ってることも打撃です。
すぐ困らない、1.2か月の予備でもパニックにならないよう備えたいですね。